るりとうわた

日常をつづる

3,11あれから4年


3月と言うのに、寒い日が続きます、庭のクリスマスローズが咲いていますが、下を向いているので写真が撮り難いです。

今日は3月11日、東日本大震災から4年です。
思い出したようにテレビで取り上げていますが、被災者の方達にとってはどんな日々だったことか、私自身も色々とものの見方が変わった日で、この日を忘れることは出来ません。


2万1000人を超す犠牲者を出した東日本大震災は今も約23万人が、仮設住宅などで避難生活を送られています、色々な問題は解決されていません。


そして、東京電力福島第1原発事故の収束も見通せないどころか、その原因も、現状も把握できていない状態です。

メルトダウンした燃料棒が、どういう状態にあるのか、放射能が強くて、どういう様子なのかも未だ分かっていません。
ですから、ただ水を掛けて冷やすだけですから、汚染水はたまる一方です。
しかも雨が降れば、その汚染水が海に流れている。
どこに安倍首相の言う、「アンダーコントロール」があるのか?、あれは大嘘でしたね。








本日の追悼式で、安倍首相は「被災された方々に寄り添いながら復興を加速していく。今回の震災から得られた貴重な教訓を無にしない。総合的な防災対策に取り組みたい」などと述べたということですが、嘘っぽい。
もう、信じることは出来ません。
問題解決しない原発の再稼働に、どうして踏み切れるのか分からないし、防災対策の観点からも、問題は解決していないと思います。
被災者に、国民に寄り添う、本当の政治を望みたいと思います。