るりとうわた

日常をつづる

冬が来た


庭で咲きだした山茶花の花です。
確かにこの花が咲くと、思い浮かべる歌詞は、

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい


北風の吹く、寒い季節です。

でも今年は”暖冬だ”と発表したばかりの昨日の寒さには驚きました。
ちょうど昼過ぎに孫たちのところへ出かけたのですが、娘からも「防寒着で来てね」とメールをもらったし、私も軽めのコートにマフラーも用意しました。
それが東京へ着くに従って、だんだん気温は下がり、電車の中でもガタガタ震えるぐらいでした。
何て東京と言うか、娘の住む地区は寒いのか?と、認識したのですが、神奈川に帰ると、これまた気温が低く、家に帰りテレビを見て、昼に向かってどんどん気温が下がったことが判りました。
昼間が一番低かったようで、厚いコートでも良かったぐらいでした。

北海道は一日にして、大雪ですね、まだ今夜も降るようで、最近も今年のおかしな天気が続いています。
これも爆弾低気圧ということでしょうか。

我が家も昨日からストーブを使い始めました。
タンクに残った分を使っていたので、出かける時にタンクを補充していこうと思ったら、ポンプの蛇腹のホースが避けていて、そこから灯油が飛び出して、驚きました。
7年も使っていると劣化しますよね、顔にかからなくて良かった。
今冬は灯油が、1260円と安くて助かります、たしか昨年は始まりが1950円で、春には1400円ぐらいになったと思います。
でも、油も世界情勢でどうなるかわかりません。
パリの連続テロ事件から、ヨーロッパ、アフリカも大変な状態で、海外への仕事の方も、心配ですね。
こんなところで、あの安保関係法案が出て来て、自衛隊が・・・なんてことは、ないですよね。


上の写真は玄関先に咲き、ほんのり甘い香りの漂う柊の花です。
私が写真を撮っていると、夫が「何しているの?」と聞くので「花の写真を撮っている」と言うと、「この木に花が咲いているとは!はじめて見た」とのことです。
夫は驚いたようですが、私はその言葉に驚きました。
毎年、咲いていますが・・・
しかも夫がタバコを吸いに出る、目の前の木です。(笑)タバコの臭いで、香りが分からないかな?
たしかに、見た目も香りも強い金木犀と、比べたら、棘のある葉の陰に隠れて目立たぬように、しかも緩やかな香りで咲いています。
いつも、この香りのもとは何かな?と考え、目を凝らして見ると、小さな柊の白い花が見つかるという具合です。
自己主張しない花です。(笑)

ですから柊は冬の初めに花をつけ、7月ごろに暗紫色の実をつけます、ほとんど黒色に見えます。
クリスマスに赤い実をつけるので使われる木はクリスマスホーリー(セイヨウヒイラギ)や、ヒイラギモチと呼ばれる中国産の木で、これは黐の木(もちのき)科の木だそうです。
柊は木犀(もくせい)科です。

しかし雨の日が続きますね、洗濯物が乾かなくて困ります。
明日は晴れて欲しい。