るりとうわた

日常をつづる

初物


昨日(13日)に収穫したミニトマトです。
太陽のもと無農薬で、まだ肥料もやっていないまま育ちました。
花が咲いてから、ほぼ27日〜30日間での収穫です。
冷蔵庫に入れず、そのまま食べました。
確かに太陽の香りのする甘い、張りのある感触で露地栽培のトマトと同じ味でした。
土と太陽と雨の恵みの幸せを感じる味でした。

   


こうして人間はその大昔、自然の木の実を頂くだけでなく、種を植え栽培して食物を得るようになったのでしょうね。
大地の恵みを共栄する人間もやはり自然の生き物だということです。
それが、福島の原発事故でもわかるように、プルトニウムのような自然界に存在しない元素を作り出した。
しかも原子炉でウランを燃料として発電する過程でプルトニウムセシウム137やヨウ素131の放射性物質ができ、そのプルトニウムを燃料として再利用されていたのが3号機ということです。
プルトニュウムは毒性が強く、また強い放射能を持っていて、その半減期は24000年だそうです。
つまり今は2011年ですから、この12倍の年月を掛けてもプルトニュウムの放射能はやっと半分に薄まっただけということです。
とてつもない物を人間は作ってしまい、未来の子孫にこの厄介物を残していくのかと思うと堪りません。

話を戻して、ミニトマトでも、収穫の喜びは大きいのですが・・・福島県のみならず

静岡市葵区の藁科(わらしな)地区の製茶「本山(ほんやま)茶」から国の暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことを受け、田辺信宏市長は13日、厚生労働省農林水産省を訪問。県から出荷自粛や出荷済み製茶の自主回収を求められた市内の茶業者を、東京電力による損害賠償の対象とするよう要請した。両省は「賠償の対象となるよう支援していく」と回答した。(6月14日)

気の毒ですね、こうして放射能被害は広がるばかりです。

福島原発作業員 新たに6人被ばく線量上限超え
 厚生労働省は13日、福島第1原発で新たに6人の作業員が被ばく線量限度の250ミリシーベルトを超えたと発表した。ほかに2人が、限度の2倍を超える643ミリシーベルトと678ミリシーベルトを被ばくしたことが判明しており、250ミリシーベルトを超えたのは計8人になった。

東電が厚労省に報告したのは5月31日までに測定した約2400人分のデータ。測定対象は3月末までに第1原発で作業した計約3700人であることから、厚労省は「(調査の遅れは)極めて遺憾だ」と批判、20日までに全量を報告するよう指導した。

[ 2011年6月14日 06:00 ]

劣悪な環境下で、過酷な仕事ですから大変ですね。
早く安全が確保されるようにして欲しいと思います。

   [

こちらゴーヤも順調に育ち、本葉も揃い、まもなく蔓が絡みそうです。